空き家は、物件価格だけでは判断しにくい住まいです。購入費や賃料に加えて、修繕費、維持費、税金、手続きにかかる費用も含めて考える必要があります。

設楽ぐらしで物件を検討するときは、「いくらで買えるか」だけでなく、「どのくらい直す必要がありそうか」「住み始めたあとに管理し続けられるか」まで含めて、無理のない計画を立てておくことが大切です。

空き家にかかる費用の全体像

空き家にかかる費用は、大きく分けると「取得時にかかる費用」と「住み始めてからかかる費用」があります。

  • 取得時にかかる費用:物件価格、仲介手数料、登記や税金、修繕費など
  • 住み始めてからかかる費用:光熱水道費、草刈りや管理、保険料、固定資産税など

取得時にかかる主な費用

物件価格

まず必要になるのは、物件そのものの購入費用です。物件価格は個別の物件ページで確認できますが、価格だけで判断せず、建物の状態や周囲の環境、修繕にかかりそうな費用もあわせて考えることをおすすめします。

不動産事業者の仲介手数料

不動産事業者の仲介で売買や賃貸の契約が成立した場合、仲介手数料がかかります。金額は法令で定められた上限の範囲内で設定され、仲介を依頼する際に、不動産事業者からあらかじめご案内します。

登記・税金・司法書士費用

購入時には、登記、税金、司法書士への報酬などがかかる場合があります。物件価格とは別に必要になる費用として、あらかじめ見込んでおくと安心です。

修繕費

空き家バンクの物件は、利用前に修繕が必要なものがほとんどです。水回り、屋根、床、壁、電気設備、庭や敷地まわりなど、どこにどの程度の修繕が必要かによって費用は大きく変わります。

修繕費について考えておきたいこと

見学時には、気になる箇所を現地でご覧いただけます。修繕が必要な箇所や費用は、工務店や大工さんなどの専門家に確認し、予算に見込んでおきましょう。

  • 雨漏り、水回り、床や壁の傷みなど、住む前に確認したい箇所を整理しておく
  • 自分で直せる部分と、専門家に依頼した方がよい部分を分けて考える
  • DIYを前提にする場合も、道具、材料、時間、体力に無理がないか考える

住み始めてからかかる費用

草刈り・管理・修繕

庭や敷地がある物件では、草刈りや管理の手間がかかります。建物も時間とともに傷むため、住み始めた後も必要に応じて修繕や管理の費用がかかることを見込んでおくと安心です。

光熱水道費・保険料・交通費

住まいとして使う場合は、電気、ガス、水道、保険料などの費用がかかります。定期的な滞在や二拠点利用の場合も、移動にかかる交通費や管理のための費用を考えておく必要があります。

見学前に整理しておくこと

オンラインで行う見学前確認では、使い方、予算、物件に必要な条件などを確認します。あらかじめ次のようなことを整理しておくと、希望に合う物件かどうかを考えやすくなります。

  • 購入・賃貸に使える予算
  • 修繕にかけられる費用と時間
  • 定住、定期的な滞在、別荘利用などの使い方
  • 譲れない条件と、現地を見て考えたい条件
  • 専門家等に確認したい箇所

ご相談と手続きのご案内

物件について気になることは、見学前確認や現地見学の際に空き家案内人へお聞かせください。

契約の段階では、仲介する不動産事業者から必要な手続きについてご案内します。

制度や補助金、行政手続きについては、まず暮らしの便利帳をご覧ください。詳しい条件などは、掲載されている担当窓口で確認できます。

修繕については、工務店や大工さんなどの専門家に相談し、必要な工事や費用を確認しておくと安心です。

まとめ

空き家は、価格だけでなく、場所、周囲の環境、修繕、維持費を含めて検討する住まいです。購入費や賃料に加え、修繕費や日々の維持費も見込んで、無理のない計画を立てておきましょう。

契約までにはいくつかのステップがあり、時間がかかる場合があります。費用面でも手続き面でも、時間に余裕をもってご検討ください。